システム開発についての思い出:雑感いろいろ

私は古い時代のシステム技術者です

「システム開発」と聞くと、元SEの身としては、いまだに血が騒ぎます。とはいっても、私がコンピュータと格闘していたのは、FOTRAN, COBOL, パソコン用ならBASIC なぞという言語が活躍していた時代、変化の速いこの業界にあっては、はるかに大昔です。しかし技術は古びても、インターネット全盛の時代になっても、その後ろに流れている論理的思考は変わりありません。今の時代のSEやプログラマー達も、フローチャートを相手に今が盛りのC++とかJAVAとかいった言語と格闘しているのでしょうか。

システム開発は、単なるパソコン仕事とは違います

ITとか、システム開発というと、パソコンがびっしり並んだ部屋で、大勢の技術者がコンピュータを操作しているイメージが浮かびます。しかしシステム開発の世界は、それだけではないのです。工程がより上流になればなるほど、より人間臭い作業が必要になります。それは、日常当たり前のようにこなしている業務をどのようにコンピュータが理解できる仕事に移し替えるか、既にコンピュータ化されている仕事であればそれをどのように効率的に修正するか、だんだんとコンピュータ言語ではなく、フローチャートやらシステム構造図やら、たくさんの書類に埋もれる仕事に移ってきます。

今も昔も出発の工程は変わらないのではないでしょうか

さらに上流になると、ある仕事を便利にするのに、コンピュータをどのように絡ませるか・・・このあたりになると、どちらかというと、たくさんの人のディスカッションの世界になります。この部分になると、根本的なスタイルは、昔も今も変わらないでしょう。最上流のシステム分析や要件定義といわれる部分では、コンピュータだけでなく、実業務に対するたくさんの知識と経験が必要となります。私はごく小規模のシステム開発のいくつかに、上流から下流の工程まで通して関わる経験をしてきましたが、システム開発で一番難しく思ったのは、実はこの最上流の工程です。何故なら、根本的な問題が解決しない限り、それに続く工程に関わるたくさんのSEやプログラマーの方々の仕事が無駄になるからです。

notesのマイグレーションとは、今使っているIBM Notesシステムを査定した上でExchange Serverなどへ安心してシステム移行できるということです。